The Tomorrow
2007年夏の新曲です。
いろいろなことがあった中での作曲でした。2006年夏のアルバムは、11月ごろまでの製作でしたが、今度はテーマをまっすぐに定めたいので1ヶ月の短期間で完成です。

評価はどうかわかりませんが、自分にとっての新しい一歩となりました。今の逆境へ立ち向かうテーマも3本作りました。
Prologue Download 02:50
The Man's Dream Download 06:36
Charge/He's Gone/His Memory Download 06:45
The Funeral Download 02:44
Thank you And Godspeed Download 02:32
The Man Who Can Change The Worlds Download 01:17
Unity of All Mankind PartT /Finale Download 05:56
Epilogue Download 05:30
Unity of All Mankind PartU/See You Next Summer Download 10:05
"The Tomorrow"の中身
私がまた昨年と同じように、夏休みの間にアルバムを作ったのは、短期間にこれだけの量の曲を作ることは技術が飛躍的に向上すると考えたからです。いろいろな音楽を作っていると、「こんな旋律には、こういうブラスが合うんだ」とか「ストリングスのセカンドパートは、こういうスタッカートにすればいい」のように作るたびに発見があるのです。この発見を、次に作る一曲にどんどん投入していけば、かならずクオリティーはあがります。それに、夏休みだけで終わらせるという目標を持っていると、8月最後のほうで追い込まれ、いつもとは違う偶然の曲ができるのです。夏休みに、1時間近いアルバムをつくるということは、とても体力的に大変ですが、出来上がったときの感動は最高です。

今年は、精神的な疲れで7月下旬は最悪で半年以上前に作ったPromise LandThe Stormなどを越える曲を作ることは、到底不可能でした。
1曲めのPrologue : 堕ちた世界は、そんな中で作った最初の曲です。
まず、鐘とティンパニの重い重厚な音から始まり、尺八が入ります。私にとって尺八の音は、フルートなどとは違い、感情が強く表現されインパクトをまっすぐ伝えることのできる楽器だと思っています。その後、ストリングスとシンバルとティンパニの連打。目立たないようにスネアの音も入れています。

2曲目のThe Man's Dream : 過ぎ去った夢は、名前のとおり誰かの夢を透き通った純粋な音楽で表現したいと思い考えました。シンセの音から始まり、ヴァイオリンのパートがメロディーを弾きます。その後、木管楽器のソロが盛り上げます。最後のピアノは、昨年作ったThe Prayerの影響です。

3曲目のCharge/He's Gone/His Memory : 炎の嵐/喪失/あの日の思い出には、曲のなかで次々と物語が進行します。自分の考えを他人に押し付けることはしたくありませんので、この曲の物語は説明しないでおいておきます。序盤はハンス・ジマーのバックドラフトの影響をとても受けてしまいました。これはいわざるおえません。ティンパニとストリングスではじまります。
中盤は、ストリングスが流れるように悲劇を表現させることを考えました。1つ目の逆境へのテーマです。
終盤は、高いストリングスがいろいろなパートを奏でます。

4曲目のThe Funeral : 明日の太陽は鍵盤いじって出来た旋律です。ホルンのソロ後、ストリングスが合わさり同じ旋律を弾きます。そして、ストリングスだけが、2つ目の逆境へのテーマを奏でます。そして、ピアノがさきほどホルンが吹いたテーマを弾きます。作曲をはじめたころの旋律の流れ方に似ています。

5曲目のThank you And Godspeed : ありがとう、 そしてさようならは、FarewellRules of Engagementのようなテーマを意識しました。誰かの犠牲を表現したかったのです。
「決して戻れない」、そのことを誰か家族のような愛する者へ告げる様子を思い浮かべました。最初のマスタリングでは、最後のシンセのときにクリックノイズを残したまま終えたのですが、2度目に修復をしました。

6曲目のThe Man Who Can Change The Worlds : 奇跡を起こす者は、次の曲Unity of All Mankind PartT /Finale : 夜、仲間とともに/希望の代償の序章となる曲です。すぐにストリングスは次の曲へと物語を流していきます。

7曲目のUnity of All Mankind PartT /Finale : 夜、仲間とともに/希望の代償はこのアルバムの中で最も盛り上がる曲で、夜中の4時にマスタリングをおえたときには、私もとても満足できました。逆境への3つめのテーマでもあります。ストリングスがいろいろな音域で組み合わさり、盛り上がっていきます。途中でコーラスが入ってきて、最後にはベースやドラムス、アコースティックギターなども入ります。全音符を基本とした旋律ですが、その中での蛇のようなストリングスが音の感情を引き出します。このテーマは、2年も前という遠い昔に作曲したMOUREZや昨年のアルバムのThe Final Battleの前半部分からの影響があります。

8曲目のEpilogueは、このアルバム初期の段階で作曲した曲ですが、Promise Landを超えることをとても意識したせいか、満足のできるものとなりました。どんどん盛り上がり、最後には大きい音でシンバルが響きます。

最後の9曲目のUnity of All Mankind PartU/See You Next Summerは、やさしい旋律から入り"終わり"を意味します。10分を超える長い曲を久しぶりに作りました。やさしい旋律からこのアルバムのテーマである7番のUnity of All Mankind PartT /Finale : 夜、仲間とともに/希望の代償の旋律へと変わっていきます。物語はここでいったん幕を閉じ、来年の夏休みへと続いていきます。

みなさん、どうも解説を読んでくださってありがとうございました。
このアルバムに対する感想がもしあればメールしてくれれば幸いです。




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